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<鳥インフル>宮崎・養鶏場で発生 温暖な気候が影響か

  • 投稿者:
  • NISORO事務局
  • 2011年01月24日

昨年10月以降、
北海道のオオハクチョウや鹿児島県のナベヅルなど
全国各地で相次いで感染が確認されている高病原性鳥インフルエンザ。

島根県安来市の農場以外はいずれも野鳥への感染だったが
宮崎県では種鶏農場(宮崎市、21日)や採卵農場(同県新富町、23日)と、
いずれも養鶏場で発生が確認された。専門家は宮崎の温暖な気候が影響しているのではないかと推測する。

<鳥インフル>宮崎・養鶏場で発生 温暖な気候が影響か




 後藤義孝・宮崎大教授(家畜微生物学)は

「この冬は全国的に雪が多かった。
野鳥がウイルスを媒介する可能性が指摘されており、
雪が積もらなかった宮崎に餌を求めて鳥が移動した可能性がある」

と指摘する。



 京都産業大「鳥インフルエンザ研究センター」の大槻公一センター長は、
4年前の発生時に宮崎を視察し、鶏舎の防疫体制は他県よりしっかりしているとの印象を受けたという。

「特別な環境条件があるのかと考えざるを得ない。
4年前の発生も1月だったが、宮崎で一番驚いたのはツバメが飛んでいたこと。
それだけ餌の昆虫もいるということだ」

という。
京都では7年前、感染が確認された養鶏場のハエにウイルスが付着しているのが確認されたといい
「現在の防疫体制が自然条件に対応できているのか検証すべきだ」と指摘する。



 県内で感染が確認された2例はいずれも窓がある「開放型」の鶏舎だった。
JA宮崎経済連飼料養鶏課の石山好文さん(57)は

「関東では窓がないウインドーレス鶏舎が多いが、県内ではほとんどが開放型。
夏場は大型の換気扇を設置して温度調節する必要があり、かなりのコストがかかる」

と説明する。



 ウインドーレス鶏舎はウイルスが外に出にくいため、
どちらが衛生的なのかとの議論はあるが、野鳥や小動物の侵入を防ぐ効果はある。



 石山さんは

「(2例目の)児湯養鶏農協の養鶏団地は順次増設して、
発生したのは最後の昨年11月にできたばかりの鶏舎だった。
ネットも一番きれいだったのに、なぜあそこで……」

と声を落とした。

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