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絵本がつくる子どもたちの“居場所”。「絵本カーニバル」が街へやってくる!

  • 投稿者:
  • NISORO事務局
  • 2011年01月23日




「絵本カーニバル」。


この名前を聞いて、あなたは何を想像しますか?



絵本がいっぱい売ってる子ども祭り?

絵本の世界に迷いこんだような催し物?


いえいえ。

「絵本カーニバル」は、絵本をたくさん置いて、子どもたちが自由に読める空間をつくる移動式イベントです。

単純に言えばこういうことなのですが、それだけであり、それだけでない。

大人のあなたにもぜひ知ってほしい「絵本カーニバル」の世界を、少し覗いてみましょう。



絵本がつくる子どもたちの“居場所”。「絵本カーニバル」が街へやってくる!


「絵本カーニバル」が始まったのは、実はもう13年も前のことです。

兵庫県篠山市の「チルドレンズ・ミュージアム」、

福島県霊山町の「遊びと学びのミュージアム」など

子どもの居場所作りを手がける目黒さんが、

東京国際フォーラム開館記念事業として

「遊ぼう!絵本・えほんカーニバル ’97」

を開催したのがその始まりでした。

思いがけない大反響。

これをきっかけに、“出かけて行く”子どもの居場所作りが始まったのです。


その後、全国80箇所で開催されてきた絵本カーニバルは、

時を変え場所を変え、

各地で「地域の中の第三の子どもの居場所」を作り続けてきました。

街の公民館で、科学館で、学校で、そして福祉施設でも。

絵本カーニバルは、様々な場所を子どもたちのための、

そして大人が子どもの時間に出会う場所に変えてきました。

2010年10月、NPO法人として新たなスタートを切り、

さらに活動の幅は広がって行きそうです。


それにしてもこの「絵本カーニバル」という名前、

いかにも楽しそうで聞いただけでワクワクしてしまいますよね。

この日、トークショーのため会場にいらっしゃった目黒さんにその由来について聞いてみました。


「カーニバル」と聞くと「お祭り」をイメージする方が多いと思いますが、

私は「見る者と見せる者が一体化している場所」

つまり、「見せあう場」と捉えています。

みんなが参加し一体感を持って楽しむことはもちろん、

人間関係をつないでいく役割を意識して、

「カーニバル」

と名付けました。

絵本も子どももそれぞれ自分の物語を持っていて、一体化する場所。

それが、「絵本カーニバル」なのです。


さて、絵本カーニバルはこの先、どこへ旅して行くのでしょうか?


ミュージアムとライブラリーがあって、シアターとガーデンがあって。

いつかそんな子どもたちの理想の居場所をつくりたい。

そして、できたらその側に、子ども病院と子どもホスピスがあったらと、思う。

自分の責任ではないのに病気になって長期入院している子どもたち、

幼くして死と直面している子どもたちに、

たくさんの絵本とたくさんの空間が、少しでも、

生きる気持ちと勇気を与えられればと思います。

医療現場での絵本カーニバルの取り組みは、今後NPO法人としてさらに広げていくとのこと。

真実の友人を、居場所を、必要とする子どもがいる限り、

絵本カーニバルは旅を続けていくことでしょう。

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