
ボリビアのスューミ(Thumi)で、“アンデスの女王”と呼ばれるプヤ・ライモンディ(Puya raimondii)が開花した(11月10日撮影)。この珍しいパイナップル科の植物は、80~100年の生涯に一度しか花を咲かせない。
ペルーとボリビアの高山地帯に生育するプヤ・ライモンディが花を咲かせるのは、その長い生涯を閉じる直前の数週間だけだ。開花の前には地表から最大で12メートルにもなる花茎を伸ばし、堂々たる存在感を放つ。
非営利法人アクシオン・アンビエンタル(Accion Ambiental)でプヤ・ライモンディの保護活動に携わるアントニオ・ランベ氏は、「どのような観点から考えても極端な植物だ」と話す。「非常に高い標高の非常に厳しい生育環境の中で、この地域では何よりも高くそびえ立つ。こんな環境でこれほど背の高い植物が生きていることは、私にとって自然の驚異の一つだ」。
国際自然保護連合(IUCN)は、生育地の減少と遺伝的多様性の低下からプヤ・ライモンディを絶滅危惧種に指定している。
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