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広島原爆の日 平和記念式典

  • 投稿者:
  • NISORO事務局
  • 2010年08月11日

広島原爆の日 平和記念式典


広島は6日、原爆が投下されてから65年となる「原爆の日」を迎えました。平和記念式典には原爆を投下したアメリカの政府代表や国連事務総長が初めて出席し、広島市の秋葉忠利市長は、世界的に核兵器廃絶の機運が高まる今こそ、日本政府が先頭に立つべきだと訴えました。

平和記念式典は爆心地に近い広島市の平和公園で午前8時から行われ、およそ5万5000人が参列しました。はじめに、この1年間に亡くなった人や新たに死亡が確認された人、5501人の名前が書き加えられた26万9446人の原爆死没者名簿が慰霊碑に納められました。そして原爆が投下された午前8時15分、平和の鐘が打ち鳴らされると、参列者全員が黙とうをし、原爆で亡くなった人たちを追悼しました。ことしの式典には、これまでで最も多い74の国が参列しました。原爆を投下したアメリカから政府代表として初めてルース駐日大使が出席し、国連のパン・ギムン事務総長も国連事務総長として初めて出席しました。広島市の秋葉市長は、平和宣言の中で「核兵器廃絶の緊急性は世界に浸透し始めている。今こそ日本政府の出番だ」と述べ核兵器廃絶に向けて日本が世界の先頭に立つべきだと呼びかけました。そして、非核三原則の法制化や、いわゆる「核の傘」からの離脱など具体的な取り組みを訴えました。続いて菅総理大臣があいさつし、「唯一の被爆国であるわが国は『核兵器のない世界』の実現に向けて、先頭に立って行動する道義的責任がある」と述べ、国際社会に対し、核軍縮・核不拡散に向けた取り組みを進めるよう求めました。また、アメリカのルース大使は大使館を通じて「未来の世代のために核兵器のない世界の実現を目指し、今後も協力していかなければならない」とするコメントを発表しています。そして、式典の最後にあいさつに立った国連のパン・ギムン事務総長は、朝鮮戦争の戦火の中で過ごした、みずからの少年時代について触れたうえで、「子どもたちや未来の世代が平和、かつ自由に暮らせるよう核兵器のない世界という夢を実現させよう」と述べ、各国の核軍縮交渉が進むよう全力で取り組む決意を示しました。ことしの平和記念式典には、世界から注目が集まりました。被爆から65年。悲願の核兵器廃絶の実現に向けたヒロシマの取り組みが、その重みを増しています。

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