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口蹄疫3か月で終息、宮崎の全移動制限を解除

  • 投稿者:
  • NISORO事務局
  • 2010年07月27日

宮崎県の口蹄疫(こうていえき)問題で、県は27日午前0時、宮崎市の発生農家を中心とした家畜の移動・搬出制限区域を解除した。

 これで県内すべての制限区域がなくなり、外出の自粛などを求めた非常事態宣言も全面解除された。国内で10年ぶりに発生した口蹄疫は、1例目の発表から約3か月ぶりに終息に向かう形だ。県は今後、感染した家畜の排せつ物の処理などを終えた上で、8月27日にも発生の恐れがないことを示す終息宣言を出す方針。

 東国原英夫知事は解除と同時に県庁前で記者会見し、非常事態宣言の全面解除を発表。「発生から98日間にわたる懸命の防疫作業や県民の協力、多くの方の支援でこの日を迎えられ、心より感謝したい」と話した。

 解除を受け、宮崎市の養豚農家が27日から出荷を再開するほか、一般の観戦を制限していた全国高校野球選手権宮崎大会は同日の準決勝から自由に観戦できるようになる。6月中旬から閉館していた県立図書館など市内90施設も再開する。

 農林水産省は今後、日本が口蹄疫の「清浄国」に復帰できるよう、来年2月にも開かれる国際獣疫事務局(OIE)の科学委員会での認定を目指すことになる。ウイルス消滅を証明するための検査を3か月間にわたって実施し、報告書をOIEに提出する見通し。

 口蹄疫を巡っては、農水省が4月20日、都農(つの)町の牛農家で口蹄疫が発生したと発表。7月4日までに、川南(かわみなみ)町など5市6町計292農場で発生、感染家畜(疑い含む)の計21万1608頭が殺処分、埋却された。また、国と県は感染集中地域の未感染の牛や豚にもワクチンを接種し殺処分を実施。殺処分された家畜の合計は約29万頭に上った。殺処分された家畜の埋却地は約142万平方メートルに達し、埋却などの作業には獣医師や自衛隊員、自治体職員など延べ15万人が従事した。

 知事は5月18日、非常事態を宣言。移動制限区域内で不要不急の外出を控えることなどを求めていた。

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