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「ゴミ箱から溢れ、地面に積もるゴミ」上海万博でゴミ分別が問題に

  • 投稿者:
  • NISORO事務局
  • 2010年05月14日

「ゴミ箱から溢れ、地面に積もるゴミ」 上海万博でゴミ分別が問題に

1日あたり数万人が参観に訪れる上海万博で「ゴミの処理」が問題として浮上している。
万博事務局の洪浩局長によれば、多くの中国人来場者はゴミの分別について理解していないため、園内のボランティアに多大な負担がのしかかっているという。
また、中国ではゴミ箱からあふれ出たゴミが地面に積もっている様子も報じられている。

事務局によると、上海万博の会場では1日あたり70トンのゴミが排出され、土日などの人出の多い日にはゴミの量は90トンに達し、飲食店から出る生ゴミは1万5600リットルに達するという。

園内でゴミの分別に当たっているボランティアは、「来場者の多くはゴミ箱に明示している分別の標識を意識していないようだ。
可燃物、ペットボトルなどを分別して捨てる人はかなり少ない」と述べる一方で、来場者の1人は、「ゴミを分別することが良いことであることは知っているが、どうやって分別するのかよく分からない」と述べている。

上海市は2008年から生活ゴミを4種類に分別することを推進しているが、ゴミの分別が一般的に行われているとは言い難い状況だ。

復旦大学環境管理センターの戴星翼教授は、ゴミの分別に対する意識が浸透しない理由について、ゴミの分別を普及させるシステムが完備されていないことを指摘、収集から清掃、処理にいたるまでの一連のサイクルのなかで、分別の必要性を訴求すべきであると指摘している。

 また、一部では上海万博は愛知万博を参考にすべきであるとの意見もある。園内に設置されるゴミ箱を透明にすることで、人びとはそのゴミ箱が何を捨てるべきゴミ箱なのかが一目瞭然となり、分別の理念も普及できると指摘した。

写真は上海万博の園内に設置されているゴミ箱と清掃ボランティア。

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