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沖縄の海を再生するナイナイ岡村隆史主演の映画「てぃだかんかん」

  • 投稿者:
  • NISORO事務局
  • 2010年04月19日

世界で初めてサンゴの移植と産卵を成功させた男と彼を支える妻、そして家族の軌跡を描いた映画『てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~』(李闘 士男監督)が4月24日から全国で上映されます。

「てぃだかんかん〜海とサンゴと小さな奇跡〜」オフィシャルサイト

30年前と比べて、実に9割ものサンゴが死滅した沖縄の海を甦らせようと、私財を投げ打ってサンゴの再生に挑戦した金城浩二氏の実話をもとにしています。

また「ダイビングが趣味」というナインティナインの岡村隆史が芸人としてのキャラクターを封印し、体当たりで主役に挑戦した点にも注目です。


沖縄で生まれ育ち、小さい頃から海と生き物が大好きだったという金城浩二氏は1998年、エルニーニョ現象によってサンゴ礁が大量に白化するのを目の当たりにしました。

「小さい頃に見た青い海とサンゴ礁をよみがえらせる。子どもたちに、きれいな海を見せたい!」

と一念発起した金城氏は「海の種」という会社を立ち上げ、今まで誰もなし得なかったサンゴの再生に挑戦!

とはいえ専門知識ゼロ、「ど素人」からのスタートだったという金城氏。
試行錯誤、学会の無理解とバッシング、資金難などにもめげず、1999年から開始したサンゴの移植は2007年6月、北谷町沖でのサンゴの産卵によってついに実を結びます。

30年前の10分の1にまで減少した沖縄のサンゴ礁だが、その原因はエルニーニョだけではなく、赤土の流出や海岸の消滅など、長年の開発行為に伴う自然破壊もまた、今日の結果をもたらしているのは明らかでした。

そして、泡瀬干潟埋め立て事業や、米海兵隊普天間基地の移設先をめぐる動きも、沖縄の海の将来に暗い影を落とします。

けれども金城氏のチャレンジは、たとえそうした状況にあっても、海を甦らせるためのヒントや方法はあるということを私たちに教えてくれます。
開発そのものを止めなければ、移植したサンゴの成長も危うい。
しかしサンゴの移植を通じて、海や生き物に関心を寄せ、自然をいとおしく思う心を育むことができるなら、それはやがては開発そのものを止める力にも成長していきます。



映画では主演の岡村隆史に加え、その妻を松雪泰子が好演。
國村隼、浅田美代子らベテラン俳優もしっかりと脇を固め、見応え十分。

この映画の為に何度も沖縄に足を運び、沖縄の方言をマスターした岡村隆史は芸人としてではなく、ひとりの夢に生きる男を見事に演じ切っています。

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